トヨタ自動車が30日発表した2025年1~6月の世界販売は、ダイハツ工業と日野自動車をのぞく単独で515万9282台(前年同期比5.5%増)で、過去最高となった。トランプ米政権の関税政策による影響が懸念された米国でも好調が続いている。販売や生産の動きについていえば、今のところ関税の悪影響はみられない。
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1~6月の販売台数が過去最高となるのは21年以来。独フォルクスワーゲンの1~6月の販売は440万5千台にとどまり、トヨタは6年連続で上半期の世界首位となる見通しだ。
国内販売は12.6%増の76万8445台で、認証不正や大規模なリコールがあった前年同期から回復した。
米国での販売は4.2%増の…